電動歯ブラシのお話(?_?)

皆様こんにちはHa Haひらせ歯科クリニック助手の北條です♪♪

最近は電動歯ブラシを使用する人が増えているようですが皆様はどのような物を選んでいますか? 選び方が分からなかったり、なんとなくよく磨けそうと思って使っていたり……

今日はそんな電動歯ブラシの選び方・使い方を簡単にご説明したいと思いますBig Smile

 

まず電動歯ブラシは大別すると①高速電動歯ブラシ②音波歯ブラシ③超音波歯ブラシの3タイプに分類されます。

①高速電動歯ブラシ

いわゆる「電動歯ブラシ」といわれるタイプです。小型モーターを利用した歯ブラシの振動で歯に付着した歯垢(プラーク)をこすり落とすように除去します。 使用時には手を動かさないものがほとんどです。

②音波歯ブラシ

音波振動がブラシを動かしプラークをかき取ります。口腔内の水分が多い方がより音波によるプラーク除去効果を発揮します。使用時には手を動かす必要はありません。

③超音波歯ブラシ

超音波で歯とプラークの付着部分を弱め、剥離させてプラーク除去するほか、口腔内細菌に直接作用して細菌の連鎖を破壊するともいわれています。 響くような振動や音がなく、歯肉が弱い方、矯正治療中の方などに向いています。しかしこの超音波によるプラーク除去効果は補助的なもので、 手用歯ブラシと同様に小刻みに動かす必要があります。

 

知っておきたい使用上の注意

・歯磨剤は研磨材のない、または少ないものを使用する(液状やジェル状のものを使うとよい)。*研磨材の多いものだと電動歯ブラシは手用歯ブラシよりパワーが強いため、研磨材で歯面を傷つけやすくなる

・歯磨剤はスイッチをONする前に歯全体に塗り付けておく。

・磨くパワーはノーマルモードで、ブラシの当て方は毛先が歯に軽く触れる程度で十分。

・1歯あたり5秒程度を目安に次の歯に移る。*ブラシ圧のかけ過ぎや高回転で1か所に留まった使用などは歯面を傷つけるリスクが高くなる

 

各種電動歯ブラシと手用歯ブラシの汚れの落ち方を比較すると現時点では電動歯ブラシに優位性があるという結果は出ていません。 手用歯ブラシを上手く動かせない人にはお勧めかもしれませんが、上手く使えるのであれば電動歯ブラシにする必要はないと考えられます。

電動歯ブラシも手用歯ブラシと同様に正しいブラシの当て方・使用方法を知ることが大切ですPray分からないことがありましたらお気軽にご質問くださいねWink♪♪

 

 

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